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青い鳥症候群

何時も何処かに逃げたいと思っていた。

酔っ払って暴力を振るう親父が嫌で、
泣いている母親を観るのも嫌で、
兎に角、何処かに逃げ出したかった。

大人になれば、何処にでも行ける。
嫌な場所から飛び出して、
ファミコンみたいにリセットボタンを押して、
やり直せば良い。
そう思っていた。

その時の自分にとって
世界はとてつもない大きなものであったし、
隣町でさえもとてつもない遠くに思えていたからだ。

ところが、
大人になり、世の中が変わるにつれ
世界は小さくしぼみ始めた。

逃げ場所など、何処にも無い。
アメリカに逃げようが、アジアに逃げようが、逃げ切れるものじゃない。
そもそも、逃げようとしているものが何なのかすら既にわからない。

こうなったら、逃げずにやるしかないではないか。

と、気が付いたのはつい最近の話。

今、日本に帰ってきていて
今日はこれからボランティアです。

18歳になり、児童福祉施設を退所した少年がドロップアウトしないように
一月に一度、面会してサポートすると言うボランティアで、
彼とはかれこれ二年のつきあいですが、
いつも、考えさせられることばかりなんです。

俺はいつも彼から教わってばかり。

先ほどの話と繋がりますが、
逃げよう。逃げよう。と考えていた俺とは違って、
彼は逃げても仕方ないとちゃんと理解しているんです。

彼は自分の人生の目的を明確に理解してると思うんです。
家庭環境のせいにせず、全てを許し、
生きると言う事に正々堂々と向き合っている。
何より、大切なものは目の前にあるということに気が付いている。

『やりたい事?無いよ。だから、できる事は何でもチャレンジしてみようと思って。』

こんな事、いうわけですよ
もうね、青い鳥症候群率80%世代に生まれた俺なんかかすると、
目から鱗の発言ですよ。

やりたい事がないって事は、なんにでも挑戦できるんですよ。

その上で、逃げても何も変わらない。
新天地に何かを求めるという感覚は
我々以上の世代のロマンチズムに過ぎないという事も
しっかり理解しているんです。

端的に言って、頭の冴えとか、才能とか、
そういった、どうでも良い事じゃなくて、
彼らには何か力があるのです。

それに比べて、
我々、大人は迷える子羊ばかりです。
はっきり言って、大人の大半からは学ぶべきところが無いよ。

そもそも、自分が存在する意義がわからない。
会社においても自分がやっている事がどういう目的のために行われているかを
本質的に理解できていなかったり、
私生活においても何の為に行動しているのかすらわからない人ばかりだ。

仕事で成績を上げる必要があるのは、自分が所属する会社に何らかの貢献をし
自分を含めたステークホルダーの幸せのためにあるし、
人によっては自分の実力を試す、自己実現の意味もある。
しかし、社内での派閥争いに汗水を流し、自分の価値を客観的に見れずに
組織の足を引っ張っている人間には満足感は永遠に訪れない。
これは目的と自分を含めたリソースを正確に把握できていない事から生じる問題だ。

私生活においても
結婚は幸せになるためにするのに、結婚生活を維持することが目的になっている人。
逆に幸せを手に入れているのに気がつけない人、

もっと馬鹿な例で言えば、合コンに出まくっているのにシャイな人とか
そもそも、結婚相手を探すのに合コンばかりが適切なのかってことすら、
もうまったく意味がわからない。

もう、確実に行動と目的のミスマッチ、行動がいつの間にか目的と入れ違ってしまい、
幸せになるための合コンが、合コンに出るだけで幸せとなってしまっていたり、
幸せになるための結婚だったのが、
幸せではないのに結婚を維持する事が目的となってしまっている場合などだ。

ここでは、自分自身の客観的な把握が欠かせない。
結婚したいと言いつつ、飲み屋のお姉さんに時間と金と言うリソースを大量に投入したり、
結婚できない既婚者と恋愛をしてしまうという例もある。

これはいけません。

私なんかの例としては、出会いは星の数ほどあるわけで、
勿論、良いなと思う女性もいるのですが、なかなか実りません。
そこで私は気が付きました。出会いを増やすことで喜んでいるようでは本末転倒である。
私の問題は、出会い数が不足しているのではなく、
リソースが不足している、つまり、自分自身の魅力合計値が足りないのであるから
出会いに時間を割くよりも、自分を磨くべきなのです。

つまり、市場は申し分ないが、製品に魅力が無いと言うことです。

私たちの世代に多い、
『普通じゃ嫌だ病』の患者は世の中の変換に伴って、
流されながらも普通の生活を夢見るようになってきているものの、
そもそも、何故に世の中が普通の生活を尊重するようになってきたのか、
本質的な意味で理解していない。

しかし、
二十歳の彼は理屈をもちいなくても
こう言うことがスパッと見抜けている人間だと感じます。
人として生きる為に何をしたら良いかを本質的に理解しているのです。

これこそ、やはり人間力というものなのでしょうな。

という訳で、
今日は二十歳の彼が俺の事を心配して、
私にふさわしい女性を紹介してくれるそうです。

ばっ!お、おまっ!、バカチン!なに言ってんだ!
こんにゃろう。余計なおせっかいだ!
お前の世話になんかなるくらいなら、一人で老後死ぬわ。
ほんと、最近、みんなが凄い俺のことを心配してくれて
色々世話してくれるんです。

うすうす気が付いていたけど、
俺ってやっぱそんなにかわいそうな感じ?

まあ、しかしなんだ。
そこまで、俺のことを心配してくれている
彼の心意気に俺は心を打たれました。

それが人間力なんだ、
そこまでやられちゃあ、俺も人間として彼の顔をつぶすわけには行きません。
男は辛いよ。この気持ち、皆さんもわかりますよね。

と言うわけで、
念のために備えて、今からイメージトレーニングとか、
シャワーでごしごしと洗うとか、
あるので、これにて失礼いたします。

イメトレ
『息子の高校卒業まで、1年半くらいあるから、それまで結婚は…』
『良いの!愛してる!貴方に恋をしてしまったの!貴方の為なら、私!わ~だ~しぃぃ~(泣)』
『おいおい~、泣いちゃだめだぞぅ。大げさだなあ。
俺達、はじまったばかりなんぞ、めっ!』

みたいな。

すいません。自分で書いててマジ照れした。

今日は新宿ゴールデン街、哀愁が漂う街、
大人の恋の始まりにふさわしい。

シンガポール太郎

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6月30日17時投稿
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