スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鼻くそですけど、何か?

いやー、
離婚して10年以上別々に暮らしていた息子が転がり込んできたよ。

とまあ、軽やかに彼女にピロートークで
今日の出来事を語るみたいに言ってますけど
事態は非常に深刻でした。

なにせあんた、
高校生の息子が学校辞めてきちゃいましたからね。
子犬を引き取るのとは訳が違います。

皆様、どもども。
シンガポール太郎でございます。

前回の日記ではあまりの動揺に取り急ぎ、
『シンガポール太郎は死んだ。』
とだけ更新して皆様と苦労を分ち合おうとしたんですけど、
その、あれですよ、
いくらなんでもあれは無かったなと自分で反省しています。

だって、世の中の全人口、70億人の半分の35億人、
つまり、全世界の女性が毎日よだれを垂らして、
楽しみにしていた日記を、
『死にました。』だけで終わらせちゃったわけですからね。
ほんと、俺は罪作りで目を離せない男だ。

でもね、俺の気持ちも分かって欲しい。
俺としては、ああいう状況ですと、
なんとなく詳細を書くのを憚っちゃうわけですよ。

だって、あの時はほんとにマジで動揺してましたからね。

そりゃね、
乗り越えてしまった問題に関しては、いくらでも言えます。
吹っ切れた事に関してはいくら人に話しても気になりません。

だから、俺の父親が性犯罪者であるとか、
元嫁がマルチにはまり、浮気されて離婚したとか、
高校生のときまで右足の指が6本あって、
一本ぶった切ったとか、
仕事で数億失敗して、
なんか本社から一番遠い海外支店に飛ばされたり、
元嫁に彼氏が出来て、最初、娘がなついてなかったのが、
今はすごくなついて、なんか寂しかったり、
その代わり息子が飛び出してきたりとか、
大人の事情でここにかけないこともあるけど、
こんな事はもう吹っ切れた。

俺が全部引き受けてやる!
みんな!幸せになれ!
もうどうとでもなれ!

と思います。

まあ、当時を思い出すとちょっと死にたくなる。

しかし、これって、いわゆる不幸自慢なとこもあると思うんですよ。
こういう、普通の人なら舌をかんで死にたくなるような事でも
乗り越えてきた俺ってすげえな。って、よく分からない自負があり、
それが、『俺、一生死なないんじゃないか?』って言う、
よく分からない自信にもなったりするんですね。

ま、みんな、一生死なないけどね。

尚且つですよ。
こういう話をすると、皆様の心をつかめるじゃないですか。
正直、この話をしてみんなが同情してくれたら、

可哀想な自分を見ろ!そして慰めろ!って思います。

そして、
『かわいそう過ぎる!私を抱いて!気の済むまで!』

って女性が現れるんだけど、

『俺は彼女としかエッチしないから。』

見たいな、なんか偉そうな感じで、断りたい。

とか思いますよ。

正直、なんか気持ちいいんです。
大体、過去の事だし、隠しても仕方ない。

し、か、し

ほんとに、その問題の渦中に居るときはそんな事いえないわけです。

だから、『シンガポール太郎は死にました。』
としか書けないわけですよ。

だって、俺だけだったら、いくらひどい目にあおうと生きていけるけど、
息子には俺と同じような半ばやけくそな人生を歩ませたくないじゃない。

アジアのどっかでノタレ死ぬのは俺だけで十分で、
息子にそんな生活させたくないじゃないですか。
まともに幸せになって欲しい。

その時、思いましたね。

自分のことを強いと思っていたが、それは間違いでした。
こと、家族の事になるとまったく駄目なんです。

結局、俺は、
俺自身のことを大事に思っていなかったという
なかば、頭のおかしい人だから、無鉄砲だっただけであり、
これは、真に強いと言う事じゃないんですね。

現に、息子がくだらない人生を歩んだりする可能性があるのではと考えると、
恐怖し、成田で息子に会った時は足が震えました。

ほんとにこれで良いのかと暫く悩んでました。

息子は元嫁の彼氏に馴染まず、家を出たいと言う。
学校に行かない。
元嫁は息子が居ない方がすっきりするみたいな態度。

これで、俺が息子を引き取ると言うのは話として綺麗だけれど、
本当にそれで良いのか、と思ったんです。

だから、 『本当に良いのか、やめたほうがいいんじゃないのか。』

と何度も言ったんですが、
その話の最中に一度、

『見捨てないでくれ。』

って、息子が言ったんですよ。

その時、胸が締め付けられましてね。

そもそも、社会人としての俺自身が鼻くそであるように、
父親としての俺自身も鼻くそなんです。

父親として、何もしてこなかった。
元嫁のもとで生活させていたのも、ある意味逃げだったのかもしれません。

その代わり、俺自身は今まで好きに生きてきた。
チャンスもそれなりにあった。
辛い事もあったが、充実した人生であった。
辛いかもしれないが、生まれ変わってもまた、俺として生まれたい。

息子が海外で生活したいというのであれば、息子にもチャンスを分けてやるべきだ。
俺はアジアに埋もれて死ぬかも知れないが、
息子にとってはその生活は何事にも変えがたい良い経験になるのではないか。

確かに息子は無鉄砲だけど、
ビビらないで、思い切ってやってみて、
後は自分の人生なのだから、腐った人生であろうと、輝いた人生であろうと
息子の好きに生きればいいのだ。自分で人生を決めた男は常にカッコイイ。
カッコ良くなってもらいたい。

そう思ったんですね。

だから、
この数ヶ月、俺も目一杯に惜しみなく努力しました。

まずは会社に説明し、家をさがし、引越しをしました。
学校探しにも付き合い、何校も訪問して断られ試験さえ受けられない日々が続きました。

辛い日々でした。

一人で自由にも歩けませんから、一日中一緒に居る事になり、落ち込みました。
最初はホーカーの食事にも慣れませんから、
生まれて初めて、毎食自炊するようになりましたが、
俺は今まで満足に料理をしたことが無かったので、米すら満足に炊けませんでした。
飲みにも行かず、ゴルフにも行かず、息子を支える事に専念しました。

そして…
最近の事ですが、
学校も決まり、息子も英語特訓クラスから、普通のクラスに上がり、
一人で行動できるようになり、バイトもはじめました。
友人も出来き、
最近は引越し中に逃亡して、朝帰りをしたり、
遅くまで遊んでいる事もありますが、
男なのですから、それくらい元気であるべきと俺は思っています。

やっと、ここまで来ました。
正直、軌道にのりました。

俺、感無量であります。

と思っていたのですが。

そろそろ落としていいですか?

この間です。

息子に、さらっと、
『いや、お母さんだって独身なんだから、彼くらい出来るじゃん。しょうがないよ。許してやれよ。』
『彼が悪いわけでもないから、彼のせいで家をでたって言うのは可哀想だよ。』

とか言ったら、

息子がぽろっと

『いや、まあ、彼のせいだけじゃなくて、家を出たのは彼が家にきてうざかったのと、宿題が溜まったの半々かな。』

って、言ったんですよ。

まあ、切れの良い方なら直ぐに

『宿題がたまった。』って何だよ。新情報じゃん。

って思うでしょ。

当たり前ですけど、問い詰めましたよ。

そしたら、なんかですね。
息子曰く、日本の高校で数学の宿題が半年分くらい溜まったらしいんですよ。
んでもって、毎日、毎日、怒られてたらしいんです。
だから、シンガポールに来れば宿題しなくて良いと思ったらしいんです。

『半年分の宿題なんて、そんなの出来るわけ無いじゃん。あいつ(先生)気が狂ってる。』

とか言ってました。

狂ってるのはお前だ!

私、子を殺す親の気持ちがやっと分かりました。

結論を申し上げる。

親の心、子知らず。
教育に悩んでいるお父さん、お母さん。

考えるだけ、無駄である。なる様になれである。
究極の教育法は、最低限の関与、早期の自立である。

以上。

と言うわけで、
私、シンガポール太郎、
再び破天荒な人生を歩みたいと思います。

ちょっと頭のおかしい父子ですが、
今後とも、宜しくお願いいたします。

シンガポール太郎

命が惜しくければ、押す事だ。



にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

長い。長すぎる・・。早くオチが来いと思いながら何とか読みきりましたがそこまで辿り着けた人は多くないような気がします。

長いーー!
しばらく書いてないと長くなるよね。

私を抱いて!気の済むまで!に声だして笑いました。
息子くん、宿題から逃げたい気持ちを行動に移したのである意味すごいよね。
行動力のある男だ。

Coliew San

辿りつけなかった人は
多いかもしれませんが、
それで良いのです。

ついて来れる人だけ、ついて来い!

みすずきん さん

久し振りだと長くなるよね。
何でだろね。

息子は行動力があるのはいいけど、
ちょっと、無鉄砲ですね。
まあ、今は生活をエンジョイしているようなので、良かったとは思いますけどね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

きみちゃん さん

了解です!

学校の件、今度ブログに書いてみますね。
さしあたって、もし何かあればメールください。

宜しくお願いします!
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。